中央社会保険医療協議会の総会が15日開かれ、2022年度の診療報酬改定に向けたこれまでの議論の中間取りまとめを行った。医療従事者の働き方改革の推進や入院、外来、在宅医療などのテーマごとに課題や論点を整理し、外来医療では、中小病院や診療所の「かかりつけ医機能」を強化し、医療機関同士の連携を診療報酬で促す方向性を打ち出した。【兼松昭夫】
厚生労働省が7月以降の議論の内容をまとめた。外来に関しては、人口の減少や高齢化が進んでも、安心・安全で質の高い医療を提供できるようにするための診療報酬の見直しの議論を求めた。中医協では、22年度の診療報酬改定の議論を次回以降、中間取りまとめに沿って本格化させる。
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