厚生労働省は10日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の会合(合同開催)で、新型コロナウイルスワクチンのモデルナ筋注に関する死亡事例を説明した。【新井哉】
厚労省は、異物混入に伴う使用の見合わせや自主回収が行われている3つのロットのうち、1つのロットにおける3人の死亡事例を示した。それによると、38歳の男性の事例では、基礎疾患やアレルギー歴はなかった。ワクチン接種との因果関係(報告者の評価)については「評価不能」としており、報告者の意見では「死因は致死性不整脈と考える。ワクチンの副反応の影響は不明である」としている。
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