厚生労働省健康局健康課長は25日、行政支援リーダー研修(2021年度)の実施に関する通知を、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)長に出した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止などの保健活動を支援するため、一般財団法人日本公衆衛生協会に委託して関係学会や団体などに所属する潜在保健師らの専門人材を活用する仕組みのIHEAT(Infectious disease Health Emergency Assistance Team)について、その活用名簿登録者らに対する研修の企画・実施を担うことのできる人材を養成する。【新井哉】
通知では、IHEATの支援システムを構築し、全国での活用に向けて都道府県と調整を行っていることを説明。このシステムの登録者が応援可能な自治体は、居住地の都道府県やその隣接県など複数の自治体であることを取り上げ、「各自治体で応援希望者を把握し、登録者の方々の希望に応えるためにも、全国の自治体で本システムが活用されることが不可欠である」との見解を示している。
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