日本医療機能評価機構は15日、人工呼吸器を使用中、回路の接続が外れていたり、緩んでいたりしたため患者に影響があった事例が、2017年1月から21年5月までに39件報告されていることを明らかにした。【新井哉】
看護師が勤務開始時に人工呼吸器の回路の接続部に緩みがないかを手で触れて確認することになっていたが、ナースコールへの対応に追われ、目視のみで確認した事例では、確認後、患者のSpO2低下のアラームが鳴ったため看護師が訪室したところ、患者は顔面蒼白、SpO2は50%台であり、気管切開チューブと回路の接続が外れていた。
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