東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第51回)が24日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数の増加比は、前々回の80.3%、前回の96.6%から、今回の111.1%へと2週続けて大きく上昇しており、感染の再拡大の予兆が見られる」と指摘。「新規陽性者数を徹底的に減らし、急激な感染の再拡大を阻止しなければならない」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(16日時点)の1,346人から23日時点で1,301人と減少したが、「減少傾向にあるものの、変異株(N501Y)よりもさらに感染性が高いとされる変異株(L452R)による感染拡大が懸念されており、急激な新規陽性者数の増加による、医療提供体制の逼迫が危惧される」としている。
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