厚生労働省は3日、第37回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(2日開催)の感染状況の分析・評価などを公表した。北海道の感染状況に関しては、病院や福祉施設でクラスターが継続していることを指摘。「札幌の医療提供体制は厳しく、病床使用率が高い状況が続き、市外への広域搬送事例も見られている」などと説明している。【新井哉】
厚労省によると、5月25日時点の全国の入院者数は1万6,581人で、1週間前と比べて791人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は47.6%(1週間前は50.6%)で、都道府県別では、沖縄(75.4%)が最も高く、以下は、福岡(73.0%)、山口(72.1%)、愛知(68.8%)、滋賀(67.3%)、岐阜(67.1%)、大阪(66.5%)、広島(65.6%)、岡山(65.1%)、熊本(62.2%)などの順だった。
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