厚生労働省の専門家検討会は31日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、医師らを確保できない場合などの条件下で臨床検査技師や救急救命士が実施することを認めることで大筋合意した。一方、薬剤師など他の3職種に関しては接種の進み具合を見ながら、「打ち手」の対象に含めるかどうかを議論する。厚労省は近く、こうした方針を自治体に周知する。【松村秀士】
臨床検査技師など2職種が接種できるための条件は、▽必要な医師・看護師らを確保できず、新型コロナワクチンの集団接種が実施できない▽筋肉内注射に関する研修を受けている▽接種を受ける人の同意をあらかじめ得る-こと。
■薬剤師らには予診サポートなど
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