東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第47回)が27日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「都は、精神科病院及び療養病床を持つ病院、高齢者施設や障がい者施設の職員を対象に、定期的なスクリーニング検査を実施している」と説明。高齢者層は重症化リスクが高く、入院期間が長期化することを取り上げ、「施設等での徹底した感染防止対策が引き続き必要である」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(19日時点)の2,361人から26日時点で2,182人と「高い値で推移している」と指摘。「流行の主体が従来株から感染性が高いとされる変異株(N501Y)となり、医療提供体制の逼迫が危惧される。さらに、変異株(L452R)の感染状況についても警戒する必要がある」としている。
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