厚生労働省子ども家庭局母子保健課は26日、新型コロナウイルス感染症の流行が妊娠活動等に及ぼす影響を把握することを目的に、2018年1月から20年12月までの人工妊娠中絶数の状況について自治体に照会し、取りまとめた。20年1月から12月までの累計人工妊娠中絶数は14万5,340件で、前年同期より7.3%減少した。【齋藤栄子】
調査では、19年の累計人工妊娠中絶数は15万6,716件、18年は16万55件だった。参考値として、18年度衛生行政報告例の概況から過去の人工妊娠中絶件数対前年比について、▽15年度3.0%減▽16年度4.7%減▽17年度2.0%減▽18年度1.7%減▽19年度3.3%減-だったとしている。
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