厚生労働省は26日、第36回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。関西圏の感染状況については、「大阪、兵庫を中心に、医療提供体制や公衆衛生体制の非常に厳しい状況が継続」と指摘。「高齢者施設等でのクラスターも継続」などとしている。【新井哉】
厚労省によると、18日時点の全国の入院者数は1万7,372人で、1週間前と比べて752人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は50.6%(1週間前は49.2%)で、都道府県別では、岡山(84.5%)が最も高く、以下は、沖縄(80%)、高知、福岡(共に76.1%)、大阪(74.7%)、山口(74.6%)、石川(74.5%)、福島(73.6%)、奈良(72.7%)、広島(72.2%)、岐阜、滋賀(共に71.6%)などの順だった。
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