厚生労働省は10日、新型コロナウイルスの感染患者らの入院を受け入れる医療機関への2021年度の緊急支援事業補助金の対象を5月31日までに新たに割り当てられた即応病床に広げるとともに、交付申請書の提出期限を同日に延長する方針を示した。従来は病床の割り当てと申請の期限が共に同11日だったが、政府による緊急事態宣言の延長・実施区域の拡大などを踏まえて対応した。【松村秀士】
21年度の同事業では、20年12月25日から21年5月31日までに、都道府県から新型コロナの感染患者らに対する即応病床を割り当てられた医療機関に対し、国が確保病床数に応じて補助金を交付。新型コロナに対応する病床をさらに確保するのが目的で、前年度の事業で補助を受けていない病床が対象となる。
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