東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第44回)が6日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、保健所から入院調整本部への調整依頼件数は、5日時点で1日当たり約120件と、1カ月前(1日当たり約65件)と比べてほぼ倍増していることを指摘。「透析患者や高齢者等の入院調整は依然として困難な状況にある」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(4月27日時点)は1,923人であったが、5日時点で2,167人と増加したと説明。「変異株(N501Y)による新規陽性者数が増加しており、人と人との接触機会が減少しなければ、医療提供体制の逼迫が危惧される」との見解を示している。
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