日本医療機能評価機構はこのほど、輸液ポンプ・シリンジポンプの流量の入力を誤り、指示の10倍の速度で薬剤を投与した事例が、2016年1月から21年2月までに11件報告されていることを明らかにした。【新井哉】
患者にエルネオパNF2号輸液を投与していた事例では、看護師Aが輸液を更新した際、輸液ポンプの流量を83mL/hとすべきところ830mL/hとした。1時間後に訪室した看護師Bが、指示の10倍の速度で投与されていることに気付いた。
(残り324字 / 全539字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】