厚生労働省は20日、第31回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。大阪では新規感染者数の増加が続いており、今後も、感染者数、入院患者数、重症者数の増加が予想されると説明。「救急搬送の困難事例も増えており、医療提供体制は既に非常に厳しい状況にあり、更なる対策の徹底と支援が求められる」としている。【新井哉】
厚労省によると、14日時点の全国の入院者数は9,423人で、1週間前と比べて821人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は29.8%で、都道府県別では、沖縄(84.6%)が最も高く、以下は、兵庫(73.9%)、奈良(68.4%)、大阪(66.2%)、徳島(66%)、和歌山(64.3%)、宮城(46.4%)、京都(45.9%)、石川(45.7%)、三重(41.6%)、福島(41.4%)などの順だった。
(残り334字 / 全715字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】