日本医療機能評価機構はこのほど、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」を公表した。一般用医薬品の不適切な販売を回避できたケースを取り上げている。【新井哉】
「共有すべき事例」によると、イソジンうがい薬の購入を検討していた来局者から声をかけられ、話を聞くと、医療機関から処方された薬剤を服用しているが、疾患名や薬剤名を覚えていなかった。本人の了承を得た上で受診している医療機関に問い合わせたところ、甲状腺機能亢進症の治療を行っていることが判明。処方医からポビドンヨードを含むうがい薬の使用を控えるように言われたことを伝え、販売を中止した。
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