中央社会保険医療協議会・総会は14日、2022年度の診療報酬改定に関する論点整理の議論を7月ごろから開始し、9月以降に具体的な検討を行うことを決めた。論点については、新型コロナウイルス感染症の影響や最近の社会情勢の観点を踏まえて整理する。ただ、感染拡大の状況により、このスケジュールが変わる可能性もある。【松村秀士】
厚生労働省が同日の総会で、検討スケジュールを提案し、了承された。22年度改定に向け、中医協の診療報酬改定結果検証部会では、7月ごろに21年度調査を始め、9月ごろに取りまとめる。その後、調査結果を基に議論をし、11月ごろにその結果を総会へ報告する。
また、「入院医療等の調査・評価分科会」は、6月ごろから20年度調査に関する話し合いを始め、併せて21年度調査を実施。これらを秋にまとめ、11月ごろに総会へ報告する。
■早期の検討開始や単月調査などを求める意見
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