中央社会保険医療協議会・総会は24日、DPC病院の「2019年度退院患者調査」の結果について報告を受け、了承した。DPC導入の影響評価として行っているもので、厚生労働省に提出されるDPCデータを毎年集計している。データ提出加算によりDPCデータを提出する出来高算定病院のデータもあり、DPC病院との比較が可能になっている。【ライター 設楽幸雄】
19年度の集計対象病院数は、大学病院本院群82、DPC特定病院群155、DPC標準病院群1,487で、DPC病院合計は1,724。
また、DPC準備病院(対象病院となるよう準備しDPCデータ提出、算定は出来高)は255、出来高算定病院(準備病院以外でDPCデータを提出)は3,164となった。
19年度の平均在院日数は、DPC病院では、大学病院本院群12.21日、特定病院群11.34日、標準病院群11.76日となり、18年度に比べると、それぞれ、0.22日、0.10日、0.10日縮小した。
15年度と比べた縮小分は、大学病院本院群1.14日、特定病院群0.64日、標準病院群0.84日となった。
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