多剤服用により転倒などの有害事象の発生リスクの増加などにつながるポリファーマシーを解消するため、厚生労働省は11日、病院の薬剤師や勤務医向けの手順書の「たたき台」を有識者検討会に改めて示し、おおむね了承された。この日の意見を踏まえて一部修正した上で、完成版の3月中の公表を目指す。【松村秀士】
手順書の作成は、2020年度の委託事業の一環で、院内でポリファーマシー対策を始める際や取り組みの初期に直面する課題を解決するための「スタートアップツール」として活用してもらったり、既に取り組んでいる病院での参考資料にしてもらったりするのが目的。
■対策の始め方・進め方などを解説
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