東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第36回)が12日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「今後、変異株等により急激に感染の再拡大が起こる可能性がある」と指摘。「今一度、感染防止対策を徹底する必要がある」としている。【新井哉】
コメント・意見では、10日時点の入院患者数について、前回(3日時点)の1,548人から1,333人に減少したが、「依然として高い水準である」と説明。「入院患者数は減少傾向にあるものの、その速度は緩やかであり、1月初旬から依然として高い水準で推移し、通常医療への影響が長期間続いている」との見解も示している。
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