厚生労働省は10日開催した中央社会保険医療協議会・総会に、コロナ対応として3月31日まで延長していた診療報酬上の経過措置と施設基準などの年間実績について、再度延長し2021年9月30日までとすることを提案し、了承された。また、DPCの機能評価係数IIは21年4月改定を行わずに据え置くことを提案し、了承された。激変緩和係数は撤廃する。【ライター 設楽幸雄】
診療報酬の経過措置は、▽急性期一般入院基本料などの「重症度、医療・看護必要度」の該当患者割合の引き上げ▽回復期リハビリテーション病棟入院料の実績指数の水準引き上げ▽地域包括ケア病棟入院料などの診療実績の水準引き上げ-などについて、20年9月30日までとされていたが、コロナ対応として、21年3月31日まで延長していたもの。
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