東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第35回)が4日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「感染の再拡大に備え、変異株の増加を念頭に置きながら、小児病床を含めた病床確保の戦略を早急に検討する必要がある」としている。【新井哉】
コメント・意見では、3日時点の入院患者数について、前回(2月24日時点)の1,882人から1,548人に減少したが、「第2波の入院患者のピーク時1,710人に近い水準で推移している」と指摘。「入院患者数は減少傾向にあるものの、その速度は緩やかであり、1月初旬から依然として高い水準で推移し、医療提供体制の逼迫による通常医療への影響が長期間続いている」との見解も示している。
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