厚生労働省は12日、医療費の窓口負担が2割に引き上げられる75歳以上の対象者の都道府県別の推計人数を、社会保障審議会・医療保険部会で明らかにした。最も多いのが東京の36.9万人で、最少は鳥取の1.6万人と試算した。【松村秀士】
同省によると、医療費2割負担の対象となる後期高齢者は全国で約370万人おり、全ての被保険者(1,815万人)の約20.4%を占める。東京では、被保険者(159.3万人)の約23.2%の75歳以上が2割負担の対象者となる。
東京に次いで対象者が多い都道府県は、神奈川(33.0万人)や大阪(23.5万人)、埼玉(23.2万人)、愛知(22.8万人)など。
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