厚生労働省は、10日の中央社会保険医療協議会・総会で、費用対効果評価の指定第1号の「テリルジー100エリプタ」(GSK)と「キムリア」(ノバルティスファーマ)について、指定日から標準的期間とされた18カ月を経過しても結果が出ていないが、「現状で遅延はない」との認識を示した。一方、標準的期間に含めていない部分について、新たに対応する考えも示した。【ライター 設楽幸雄】
費用対効果評価の結果としての価格調整の運用についての質疑で、支払側の吉森俊和委員(全国健康保険協会理事)は、「テリルジー100エリプタ」と「キムリア」の指定日は2019年5月15日で、すでに標準的期間としての1年半を過ぎていると指摘。
それらの状況について、厚労省に説明を求めた。
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