約2年ぶりに社会保障審議会が29日に開催され、全世代型社会保障改革やコロナ禍における社会保障の在り方などについて各委員が意見を陳述した。会長には新たに田中滋埼玉県立大理事長・慶応大名誉教授が選出された。【吉木ちひろ】
当日の議題は、▽会長の選出▽全世代型社会保障改革▽2021年度厚生労働省予算案-の各議題について。会長には神野直彦委員(日本社会事業大学長・東京大名誉教授)が田中委員を推薦し、承認された。また、各分科会・部会の委員も一部改選された(リンク)。
その後、厚労省の伊原和人政策統括官が、18年に初会合が開かれた政府の全世代型社会保障検討会議による議論の経緯と20年12月の最終取りまとめの内容について説明。松永久会計管理官が21年度の厚労省の予算案について説明した。
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