中央社会保険医療協議会は27日の総会で、東洋メディックの超音波骨密度測定装置「EchoSシステム」など医療機器4点の保険適用を了承した。いずれも3月に保険収載する予定。EchoSシステムは、腰椎と大腿骨に超音波を送信し、反射した超音波パルスを計測して骨密度推定値を解析する。【兼松昭夫】
51-70歳の女性1,914人を対象に行った多施設の共同観察研究などによると、EchoSシステムで測定した骨密度推定値は、骨粗鬆症の診断に使う「DEXA法」による骨密度の測定値と強い相関を示したという。東洋メディックでは、市場規模のピークが販売開始から10年目に来るとみていて、この年に7.7億円の売り上げを見込んでいる。
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