厚生労働省は13日、2019年の「介護サービス施設・事業所調査の概況」を公表した。訪問介護事業所の減少幅が広がり、18年と比べて286カ所減った。調査対象の施設や事業所のうち、最も増加数が多い訪問看護ステーションは1万1,580カ所となった。【吉木ちひろ】
調査は、全国の介護サービスの提供体制や提供内容について把握するためのもの。厚労省が毎年10月1日時点の状況を公表している。
それによると、居宅サービス事業所のうち最も事業所数が多かったのは訪問介護の3万4,825カ所で、前年調査と比べて0.8%減った。次いで事業所数が多かったのは通所介護の2万4,035カ所で、前年調査からは174カ所(0.7%)増えた。増加数・率とも最も高い訪問看護ステーションは696カ所(6.4%)増の1万1,580カ所だった。
(残り373字 / 全726字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】