菅義偉首相は7日夕、記者会見を開き、8日から緊急事態宣言を再発令する1都3県の医療機関を対象に、「民間病院をはじめ、新たに対応病床を増やした場合には1床当たり450万円の補助を従来の支援に上乗せする」と述べた。厚生労働省によると、それ以外の道府県で新型コロナの患者の対応病床を新たに確保する場合も、追加で300万円を補助する。【松村秀士】
この上乗せ補助は、政府が2020年12月25日に閣議決定した新型コロナの患者に対応する医療機関への支援策がベース。重症者を受け入れる病院の人件費などを病床1床当たり1,500万円、中等症の患者などそれ以外の病床は1床当たり450万円を補助するという内容で、東京・千葉・埼玉・神奈川の1都3県で増床した場合、これらに1床当たり450万円を追加で補助。重症者を受け入れる病床を確保すると、1床当たりの補助は1,950万円となる。
(残り267字 / 全648字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】