東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第24回)が17日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「入院患者数は一時2,000人を超える非常に高い水準まで増加し、医療提供体制が逼迫している」と指摘。現在の増加比が2週間継続した場合、「2週間後の12月31日には、医療提供体制の深刻な機能不全や、保健所業務への大きな支障の発生が危惧される」としている。【新井哉】
コメント・意見では、16日時点の入院患者数について、前回(9日時点)の1,820人から1,960人となったことに触れ、「入院患者の引き続く増加傾向に伴う病床の転用や人員の配転等により、新型コロナウイルス感染症患者のための医療と、通常の医療との両立が困難な状況となった」と説明している。
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