公正取引委員会は9日、地域医療機能推進機構(JCHO)が発注する医薬品の入札談合事件で、アルフレッサ、スズケン、東邦薬品の3社と3社で価格交渉を担当していた7名を、独禁法違反で検事総長に告発したと発表した。2016年と18年の2回の入札分。公告で示された製薬会社と用法から区分した医薬品群ごとに、受注予定事業者を決定し、その予定事業者が受注できるような価格で入札することを合意したなどとしている。【ライター 設楽幸雄】
JCHOは全国57病院で使用する医薬品をまとめて契約しており、公取委は、16年と18年の入札で、3社が談合していたと判断した。
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