東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第21回)が26日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、日祝祭日は、受入可能な病床数が少ない状況が続いており、軽症例で平日に入院を持ち越す事例が発生したことや、平日でも中等症以上の入院調整が難航したことを取り上げ、「病院の受け入れ体制が厳しい状況になっている」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、25日時点の入院患者数について、前回(18日時点)の1,354人から1,561人となったことなどを取り上げ、「入院患者数は前々週までは1,000人前後で推移していたが、前週の1,300人台から今週は1,500人台へ大幅に増加している」と指摘。「各病院において、中等症以上の患者の占める割合が多くなってきており、長期化している医療機関への負担が一層強まると考える」としている。
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