臨時国会が26日に召集され、菅義偉首相は衆院本会議で、首相就任後初めての所信表明演説を行った。医療関連では、後期高齢者(75歳以上)医療費の自己負担割合の見直しを進めると明言。情報通信機器などを用いたオンライン診療の恒久化の推進や、不妊治療への保険適用の早期の実現も方針に掲げた。【松村秀士】
首相は、団塊世代の人が後期高齢者入りする2022年に向け、「これまでの方針に基づいて、(後期)高齢者医療(費)の見直しを進める」と表明。こうした取り組みにより、全ての世代の人が安心できる社会保障制度を構築し、次の世代に引き継ぐ考えを示した。
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