東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第16回)が22日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、複数の病院、高齢者施設などにおけるクラスターの発生が報告されたことを取り上げ、「都は、クラスターが発生した病院に対し、保健所と共に東京iCDCの感染対策支援チームを派遣し、支援を行っている」などと説明。院内・施設内感染の拡大防止対策を徹底する必要性を挙げている。【新井哉】
コメント・意見では、21日時点の入院患者数について、前回(14日時点)の1,008人から990人となったことなどに触れ、「9月中旬以降今週に至るまで、新規陽性者数及び接触歴等不明者数の増加比が100%前後で推移しており、入院患者数の急増にも対応できる病床の確保が依然として必要な状況である」との見解を示している。
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