オンライン診療を利用した患者を対象としたアンケートによると、オンライン診療のデメリットとして約3割が「診療にかかる費用負担が増えた」と回答したことが明らかになった。アンケートを実施したオンライン診療サービスを提供する「MICIN(マイシン)」は、医療機関がオンライン受診した患者に対し、対面診療との差額を自己負担として請求している可能性があると指摘。オンライン診療の普及には、オンラインも対面と同水準になるよう診療報酬の見直しなどが必要と分析している。【井上千子】
アンケート結果は21日に開催された規制改革推進会議の医療・介護ワーキング・グループの会合で報告された。マイシンは7月29日から8月2日にかけて、同社のオンライン診療サービスを利用した患者837人を対象にアンケートを実施した。
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