全世代型社会保障検討会議の民間議員は16日の会合で、少子化対策として、「高齢者に偏りがちな社会保障給付」の在り方を改めるとともに、給付の全体のバランスを見直すことを提言した。年末の最終報告に向け、同会議ではその給付と負担の見直しの検討を進める。【松村秀士】
この提言は、中西宏明構成員(日立製作所取締役会長兼執行役)によるもので、公平な全世代型の社会保障を実現する観点からの主張。中西氏は少子化について、国民共通の困難な課題のため、社会全体で公平に支えることを基本とすべきだとも強調した。
(残り259字 / 全502字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】