厚生労働省老健局は1日、新しい「介護現場における感染対策の手引き」(第1版)を公表した。新型コロナウイルス感染症に限らず、介護現場における感染症への対応力の向上を目的に、着実な感染症対策を実践できるよう基礎知識から実践までを掲載した。今後、必要に応じて見直しを行う予定。【齋藤栄子】
厚労省はこれまでに、高齢者介護施設等における感染対策として、「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」(2019年3月改訂版作成)を作成・周知したが、新型コロナウイルス感染症拡大により介護施設等でのクラスター発生のため休止等が発生したことを受けて、20年度第2次補正予算事業で新たに作成したもの。
介護職員等が、感染症の重症化リスクが高い高齢者等に対して、介護保険サービスを安全かつ継続的に提供し、職員自身の健康を守るために、基礎的な情報から感染症発生時のサービス提供時の注意点、感染管理体制の在り方などを盛り込んだ。
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