厚生労働省は「医師の働き方改革の推進に関する検討会」で、医師の労働時間短縮などに関する大臣指針の案を明らかにした。医師の時間外労働(残業)の上限規制が適用される2024年4月から、3年ごとに上限目標を設け、勤務医の労働時間の短縮を促す方針を示し、おおむね了承された。厚労省は関連法の改正後、告示する。【松村秀士】
残業時間の短縮(時短)を巡っては、厚労省の「医師の働き方改革に関する検討会」が19年3月にまとめた報告書で、地域医療確保暫定特例水準(B水準)に指定されている医療機関が当面の目標として取り組むべき「医師の時間外労働短縮目標ライン」を設定するとしていた。
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