総務省は30日、2021年度予算概算要求の概要を公表した。「消防の広域化の推進等消防防災体制の充実強化」に前年度当初予算比5億6,000万円増の21億2,000万円を充てた。新たに「救急隊員用の感染防止資器材の確保」(3億2,000万円)が盛り込まれており、新型コロナウイルス感染症への備えとして、救急隊が使用する感染防止資器材について、国が一定数の備蓄を行い、円滑な救急活動を支援する体制を整備する。【新井哉】
「地域防災力の中核となる消防団員の活動環境の整備及び装備の充実強化」(3億6,000万円)にも新型コロナウイルス感染症対策が盛り込まれており、消防団員の新型コロナウイルス感染症対策として必要となる感染防止衣やマスクといった資器材などの整備に対して補助を実施する。
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