中央社会保険医療協議会・総会は14日、特定集中治療室管理料などを算定できない一般病棟で新型コロナウイルス感染症の「中等症II」以上の患者を受け入れた場合、救急医療管理加算の評価を通常の5倍相当の4,750点にすることを決めた。呼吸不全の状態にある中等症IIの患者には、複数領域の医師が連携してさまざまなリスクに対応する必要があることなどを踏まえた特例的な措置で、早ければ15日から新たな点数が適用される見通し。【松村秀士】
新型コロナ患者を受け入れた医療機関への診療報酬上の対応を巡り、中医協はこれまで、中等症以上の患者受け入れなら救急医療管理加算の点数を従来の3倍(2,850点)に引き上げることなどを決めてきた。
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