東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第10回)が10日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、現在も院内感染が発生しているが、「第一波(3月1日から5月25日の緊急事態宣言解除までと設定)のような大規模なクラスターの発生がみられていない」とし、院内感染の拡大防止対策が功を奏しているといった見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、1日から7日までの新規入院患者数が334人、退院者数が245人となっていることや、陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者を1日当たり都内全域で約150人受け入れていることを取り上げている。
(残り397字 / 全701字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】