厚生労働省は24日、第6回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。重症者数について、7月上旬以降増加傾向にあることを取り上げ、重症者受入確保病床数に対する割合は2週間前と比べて倍増したと説明。「新規感染者や重症者の継続した発生や増加により、保健所や医療機関の対応には既に悪影響が生じており、一部地域では保健所機能や医療提供体制ひっ迫の懸念が見られる」としている。【新井哉】
厚労省によると、8月19日時点の全国の入院者数は5,973人で、依然として高い水準が続いている。受入確保病床数に対する割合(全国26.2%)も同様で、「特に一部地域では増加が続き、高水準となっている」と説明。都道府県別では、沖縄が84.7%、福岡が63.1%、東京が50.5%、大阪が44.6%、愛知が44.5%などとなっている。
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