総務省は4日、2020年版の情報通信白書を公表した。「新型コロナウイルス感染症が社会にもたらす影響」を記載しており、医療機関におけるソーシャルディスタンスを実現するため、AI搭載の自立型ロボットを活用している事例などを取り上げている。【新井哉】
白書の「医療分野におけるICTの活用」の項目では、海外におけるロボットの活用事例を記載。中国・武漢市の病院で、隔離している患者に対してAIを搭載した自立ロボットを導入し、薬や食事のデリバリーを行っていることや、カメラによる顔認証、自然言語処理技術、遠隔操作などの機能を活用することで、患者の様子を遠隔で医師に伝達していることを紹介している。
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