厚生労働省は17日、新型コロナウイルス感染症の無症状者に対し、唾液を用いたPCR検査やLAMP検査、抗原定量検査を活用できると発表した。厚生科学審議会感染症部会における審議を踏まえたもので、17日から適用する。【新井哉】
唾液を用いたPCR検査を巡っては、厚労省が16日、厚生科学審議会感染症部会(持ち回り開催、15日議決)の審議結果を含めた議事概要を公表。同部会は、新型コロナウイルス感染症における抗原検査の使用方法の見直しについて審議し、「研究結果及び感染管理の観点から、無症状者に対し、現状の鼻咽頭検体に加えて、唾液検体を用いることは可能と考える」としていた。
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