厚生労働省は19日、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」が取りまとめた工程表をホームページで公表した。コンソーシアムでは、主に開発促進の観点から議論を進めてきたが、AIの社会実装が始まりつつあることを踏まえ、「AIを用いた機器等を医療現場に導入、利活用することに伴う課題等についても議論を開始する必要がある」としている。【新井哉】
コンソーシアムは、AIの開発や利活用の促進に向け、幅広い視点から議論を行い、国内で取り組むべき事項を検討するため、厚労省が設置したもので、2019年6月に「議論の整理と今後の方向性」を記載した報告書を取りまとめていた。今回の工程表は、報告書の「別添」の扱いとなっており、「ロードブロック解消のための工程表」と「俯瞰図に基づくAI開発促進のための工程表」で構成されている。
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