厚生労働省は2月28日、在留資格「特定技能1号」のうち1月の介護分野の試験結果を公表した。フィリピンなど4カ国の合計で介護技能評価試験の受験者数は592人、介護日本語評価試験の受験者数は529人で合格率はそれぞれ44.6%、46.3%。2019年4月の制度開始以降の合格者数の合計は、厚労省の公表分でそれぞれ1,940人、1,988人となったが、国が当初19年度中の受け入れを想定していた5,000人とは開きがある。【吉木ちひろ】
1月の試験結果について国別の内訳は、▽フィリピンの受験者数が介護技能評価試験227人、介護日本語評価試験が204人で合格者数はそれぞれ146人と105人▽カンボジアの受験者数が介護技能評価試験35人、介護日本語評価試験が29人で合格者数は9人と11人▽ネパールの受験者数が介護技能評価試験218人、介護日本語評価試験が195人で合格者数は67人と74人▽インドネシアの受験者数が介護技能評価試験112人、介護日本語評価試験が101人で合格者数は42人と55人。
合格率(1月分)は介護技能評価試験ではフィリピンの64.3%、介護日本語評価試験ではインドネシアの54.5%が最も高かった。
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