厚生労働省は1月31日、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」の第10回会合で、「俯瞰図に基づくAI開発促進のための工程表」の素案を示した。介護・認知症の分野の「支援計画策定」に関しては、2021年度から22年度にかけて「自立支援・重度化防止等に資するAIも活用した科学的なケアプランの実用化に向けた取り組みについて検討し、その結果に基づき必要な措置を講じる」としている。【新井哉】
「俯瞰図に基づくAI開発促進のための工程表」の素案では、介護・認知症分野の「介助」も取り上げており、20年度から21年度にかけてAIを活用した認知症対応支援システムの開発を推進し、22年度からその結果を踏まえて今後の取り組みを検討するとの方向性を示している。
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