全国老人福祉施設協議会は「第9回全国老人ホーム基礎調査報告書」(2017年度実績)の「特別養護老人ホーム版」で、介護人材の状況や看取りの実績、施設の空床などの調査結果をまとめた。空床の理由では、「職員の採用が困難である」「職員の離職が多い」など、入所者受け入れのための人員不足も挙がった。【齋藤栄子】
18年4月2日現在の「職員の状況」では、介護職員の「常勤専従実人数」は「20-24人」(16.3%)が最も多く、次いで「15-19人」(14.7%)だった。介護職員の勤務形態は、「ユニット型個室」で「三交代制(変則三交代制を含む)」が50.0%、「ユニット型準個室」で「二交代制(変則二交代制を含む)」が30.0%、「従来型個室」で「二交代制(変則二交代制を含む)」が37.5%、「多床室」で「二交代制(変則二交代制を含む)」が44.3%で、それぞれ最も多かった。
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