中央社会保険医療協議会は18日の総会で、医療機関が自院の状況を踏まえ、医師の労働時間短縮のために「緊急的な取り組み」を実施した場合に診療報酬で評価することをおおむね了承した。また、過酷な勤務環境の救急医療体制で重要な機能を担う医療機関をさらに評価することでも一致した。医師の働き方改革を進めるのが狙い。【松村秀士】
厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が2018年2月にまとめた「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」では、各医療機関は労働時間管理の適正化への取り組みや36協定などの自己点検、タスク・シフティングの推進などを行う必要があるとしている。
(残り570字 / 全851字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】