厚生労働省は16日、「過労死等防止対策推進協議会」(会長=中窪裕也・一橋大大学院法学研究科教授)の会合で、過労死防止対策の実施状況を報告し、労働・社会分野の調査(10-11月実施)の結果を2020年度に公表する方針を示した。この調査は、全業種の企業約1万社、労働者約6,000人を対象にしたもので、過重労働・メンタルヘルス対策の取り組みの状況などを取りまとめる予定。【新井哉】
企業調査に関しては、▽労働時間制度・実態▽休暇取得状況▽過重労働防止のための取り組み状況▽休職・退職の状況-などの項目を調査する。労働者調査については、過重労働・メンタルヘルス対策に加え、労働時間の実態や休暇取得の状況、ストレスの状況などを調べる。
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