厚生労働省は4日の「医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会」に、被保険者番号履歴の照会・回答システムを活用する主体の基準などに関する論点を示した。議論では、照会・回答システムの活用主体に関係学会のDBを含めるべきかどうかで意見が分かれた。厚労省は、早ければ月内にも開催する次の会合で、議論の取りまとめを目指す。【松村秀士】
厚労省は4日の会合で、被保険者番号を活用する仕組みの基本スキームを改めて示した。それによると、照会・回答システムは、活用主体が自ら保有している被保険者番号のうち、確認したい番号について、「どの被保険者番号が同一人物の番号であるか」を照会し、それに対して管理・運営主体が回答するというもの。
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