【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■病院数は1990年前後をピークに減少が続く
病院数の推移を見ると1990年前後でピークに達した後、緩やかな減少傾向となっている=グラフ1=。ピーク時には1万施設を超えていた病院数が、直近では8384施設(2018年4月末時点の概数)とピーク時に比べて約1700施設減っている。
グラフ 1 病院数の推移
厚生労働省 医療施設調査(1996年・2016年の年次報告、および18年4月末概数)を基に作成
国公立病院・公的病院は1980年代前半にピークを迎え、その後、緩やかに2割近く減少している=グラフ2=。一方、医療法人などの病院数は90年前後がピークで、国公立・公的病院ほどではないものの17%近く減少している。
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